【PHP】HTMLでPHPスクリプトを実行

PHPスクリプトをHTMLファイルに埋め込み、PHPスクリプトで定義した内容をHTML上に反映させる方法について記述します。

ローカル環境でのPHPスクリプトの実行方法については下記をご参照下さい。

文字列の出力

文字列の出力にはよく”echo”が使用されます。

まずは、echoとは何か?について解説致します。

echoとは?

echoとは?

・echoは文字列を表示するために使用します。

”echo 引数” の形で 「引数」を表示します。

・echoは関数ではなく、言語構造(if, function, while等と同様)です。そのため、式の中で使用することは出来ません。(下記の「echoの間違った使い方①:式に代入」を参照下さい。)

引数に変数を渡す時は、シングルクウォーテーションではなく、ダブルクォーテーションで定義する必要があります。(下記の「echoの間違った使い方②:引数に変数を渡す時にシングルクォーテーションで渡す」を参照下さい。)

echoの間違った使い方①:式に代入
<!DOCTYPE html>
<head><title>Document</title></head>
<body>
    <?php 
    $echo_err = echo "エラーになります。";
    echo "$echo_err";
    ?>
</body>
</html>

// 実行結果
Parse error: syntax error, unexpected token "echo" in C:\xampp\htdocs\test.php on line 7
echoの間違った使い方②:引数に変数を渡す時にシングルクォーテーションで渡す
<!DOCTYPE html>
<head><title>Document</title></head>
<body>
    <?php 
    $str = 'Hello World';
    echo '<p>$str</p>';
    ?>
</body>
</html>

// 実行結果
$str // <=変数の中身が引き渡されず、シングルクォーテーション内に記述した変数名がそのまま出力されます。

①echoを使った文字列の出力

・一番基本的な文字列の出力方法

・「 <?php echo “文字列”; ?> 」の形式

<!DOCTYPE html>
<head><title>Document</title></head>
<body>
    <?php echo 'Hello World'; ?>
</body>
</html>

// 実行結果
Hello World

①’ echoを使った文字列の出力(変数利用)

・変数定義する。(PHPでの変数定義方法:” $変数名 = 値; “)

・「 <?php $変数名 = “変数値”; echo “$変数名”; ?>」の形で引き渡す。

・変数はダブルクォーテーションで囲う

<!DOCTYPE html>
<head><title>Document</title></head>
<body>
    <?php 
    $str = 'Hello World 変数版';
    echo "<p>$str</p>";
    ?>
</body>
</html>

②echoの短縮構文を利用した文字列の出力

・PHPタグの先頭を「php => ?」、echoを「echo => =」に変更することが出来る。

・<?= 変数名 ?> または <?= 文字列 ?>

<!DOCTYPE html>
<head><title>Document</title></head>
<body>
    <?php
    $str = 'Hello World' 
    ?>
    <p><?= $str?></p>
    <p><?= 'Hello World(直書き)'?></p>
</body>
</html>
// 実行結果
Hello World
Hello World(直書き)

③printを使った文字列の出力

・printを使った場合、式に代入することが可能。

<!DOCTYPE html>
<head><title>Document</title></head>
<body>
    <?php
    $str = 'Hello World';
    $greeting = print $str;
    echo $greeting
    ?>
</body>
</html>

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